足音だけで あなたがわかる
　目を閉じてても あなたがわかる
　いきなり肩を 抱いてほしくて
　ふり向かないの
　あなたしかない 私の胸に
　目を閉じてても あなたがわかる

これは４０年前、伊東ゆかりさんが歌った
『あの人の足音』って曲の詩ですが、

ダブルスの極意が書かれた詩でもある

　足音だけで　あなたが何処にいるか解る
　ボールを見なくても　何をしてるか解る
　鋭いショットを　決めて欲しくて
　ふり向かないの
　あなたのお陰で　相手が見える
　目を閉じていても　あなたは解る

ダブルスのパートナーって恋人みたいなもの
他の人と組んで、いいプレーしたら、嫉妬したり
長く付き合ってると、互いに妥協したり
居るのが当たり前だと思うと、辛く当たったり

そう～じゃないでしょう

皆が、恋をして、互いにひかれ始めた時
　おし過ぎると、壊れそうで
　ひくと消えてなくなりそうで
互いの呼吸や瞬きまでも感じる
相手を思い、労わり、大事にする

そう言う経験をして来たと思う
常に初恋の心で、ダブルスをしよう
悲しい足音が聞こえた時、励ましに行こう
強い足音が聞こえた時、互いに決めに行こう
苦しい時こそ、互いの心を合わせよう
決めた事が出来た時、互いにひひ讃えあおう
勝利した時、相手を思いやろう

ダブルスの秘訣は
互いにひかれ始めた時の恋と一緒だからね
常に恋をする気持ちを忘れないでよ～