テニスの試合会場に行くと
早くから、ウォーミングアップをして
バンバン打ってる人達が居る

見てると、どの人も強そうだ
今から、この人達と試合をすると思うと
嫌になって来る

試合が始まり、練習と同じように強打してくる
自分も、身体が温まってないのでレベル３で打ち返す
すると、ビシビシ決められ０－２

観察して解った事は、
相手の決め球は
ファーストサーブのフラットと
フォアーのハードヒットとフォアーボレー

どうやら、厚い握りだから、バックボレーが苦手らしい
バックは両手打ちだから、余計にバックの筋肉が弱い

ファーストサーブは、気をつけ、リターンを
バックに、レベル４で緩い深いショットを打つ
バックは、丁寧だから、ちゃんと返ってくる
それを、フォアーサイドにドロップショット
拾った所で、バックボレーをさせる
取れないボールを打つんじゃなく、ようやく取れるボール
自分で、ミスさせる方が、精神的に落ち込む

セカンドサーブはリターン位置を前に
テイクバックは無しで、ブロックリターン
相手が、サーブを打ったと思ったら、直ぐに返ってくる
体勢が出来てない状態からのショットだから
追い込むのは容易い

ファーストサーブが入らなかったら
セカンドでは、必ず決めてくるよ～って言う
プレッシャーをかける
これによって、ファーストサーブが入らなくなり
試合の結果は８－２の勝ちって事がよくある

それと、調子が良い時、悪い時に
自分のテニスを変えられるかが大事

その為にはレベルを決める必要がある
ゴルフの場合は、１・２・３ウッド３～９アイアン
ピッチング＆サンドウェッジ、パターと使い分ける

テニスは、１本のラケットしかないから
自分で打ち出し角度を決める
レベル１は、ネットの上２０ｃｍ
レベル２は、ネットの上４０ｃｍ
レベル３は、ネットの上８０ｃｍ
レベル４は、ネットの上１２０ｃｍ
レベル５は、ネットの上２００ｃｍ

これに球種が加わる
フラットだとレベル１・２・３まで

スピンだと１は、鋭角のショット
２は決め球、３は組み立てる球
４は粘る球、５はトップスピンロブ

スライスだと、１はドロップショット
２は、アプローチショット
３は、繋ぐ球になるかな？

自分の調子によってレベルを上げ下げする事で
調子が悪くても勝てる、

また、必ずしも早いボールを打つ事が勝てる訳じゃないと解る
早いボールをカウンターで打ち返すのが好きだけど
緩いボールを苦手とする人も、いっぱい居るね

自分のレベルで勝てない場合、
相手のレベルを下げる組み立てを考える

それでも、勝てない場合は、
開き直って、自分のレベルを超えてでも戦う
この中から、新しい自分の可能性を知る事になるからね！

みんな、コートに行くと、レベル１・２の練習は好きだから
ガンガン打って気持ち良い～練習をよくする
だけどレベル３．４．５の練習は、スクールの中でしか見えない

ゴルファーだと、ドライバーの練習はするけど、
アイアンの練習はしないのと一緒
強くなる人は、気持ち良い練習より、
地味な練習に重きをおくもんだよ

さー、自分のレベルを作ってごらんなさい
絶対強くなるから！