今から９年前、
一人の女の子（小学３年生ぐらい？）が
『テニスしたいです、』って尋ねて来た！

自分で来る子って、滅多にいないけど、大丈夫かな？
『今度、お母さんと一緒に来てね～』って帰した
無口で、暗い感じの子だった

翌日、母親が手続きしに来て
『この子は、何時も、やりたい事を、自分で探してきて
　決めたら、黙々と頑張るんですよ～』
って、早口でまくしたてる
話ししてるうちに、
お母さんもヒーローがテニスを教えていた事が解った
縁って、凄いですね～

その後、ヤル気があるのか？無いのか？
マイペースなのか？才能が無いのか？
ボチボチテニスが続いたかと思うと

学校でバスケして、指を骨折したり

練習中、『腹減った！』って倒れたり

熱中症気味で、ダウンして、身体を冷やしたり

雨でビショビショになり、コーチのシャツを貸したり

それは、それは、手のかかる教え子でしたね！

小６まで、中々勝てなくて
中学に上がるのを機会に、中級へ
この頃の中級は、県代表レベルだったので、
皆から、パッシング『何で、上げるんだよ～』ってね
だけど、黙々パワーは、ようやく火がついて
テニスが、段々強くなり、中学では、活躍して

高校でも、準優勝したり、インターハイベスト４の原動力になり
テニス部の中心として頑張った！

『コーチー、彼氏が出来たよ！』とか？
『公費でハワイにホームステイ』だとか？
人間的にも、凄く成長して行き
今度、高校を卒業！

そして、関西の外語専門学校へ行く
沙紀の元気な声が聞こえなくなるのが寂しいな～
だけど、外語が好きで、勉強してたし
夢に向って、突き進んでいるから
心からエールを贈りたいと思います
『沙紀～頑張れよ～♪』