2008年09月23日
愛犬物語(ラッシー)
![](http://herotennis.blog.tennis365.net/image/0000123.jpg)
幼い頃に、名犬ラッシーを見て、コリー犬に憧れた、
我が家の父も、その影響を受けて、
血統証付きのコリー小犬を、大金をはたいて買ってきた、
犬小屋も、犬舎と食事などをする場所を入れると、6畳ぐらいの広さで作った
名前をラッシーとつけ、みんな、変り番こに散歩させるって、争った、
食事も、牛7、鳥3のひき肉を、うどんと一緒に炒めたのを与えた
半年後、大きくなった、ラッシーに餌を与える人も、
散歩させる人も居なくなった、
ヒーローは、ラッシーが可哀想で、学校から帰るとラッシーの餌を与え
散歩するのが楽しかった、シャワーを浴びせ、毛づくろいをしてあげると
気持ちよさそうに、鼻をクンクンならした、
ヒーローが、学校に行ってるあいだに、父が、ラッシーを犬舎から出したら、
喜んで、外に遊びに行ったらしい、
学校から帰ってみると、ラッシーは、足を引きずって居る、
外で車に引かれて、戻ってきたとの事、
ヒーローは、犬舎で、一緒に寝泊りして、治療して、良くなって来た
包帯も取れ、一ヶ月後には、散歩する事も出来るようになった、
そして、今日も学校から帰ったら、散歩につれて行こうと思い、急いで帰った
すると、家に、大きな松の木が植えられていた、
「どうしたの?」って父に聞いたら、
『犬と交換した!』って、
信じられない、何で、相談も無しで???
この時、自分の無力さを感じた、
絶対、こんな大人にはならないと誓った、
父は、松の木を、たいそう気に入って、その下に大きな池を作った、
深い所で、水深1m、ひょうたん型で、縦が15m、横が5mぐらいだった、
中には、錦鯉が泳ぎ、手を叩くと、寄ってくる、
家族達は、餌をあげる順番を取り合いっこ、
これも、1年もしないうちに、鯉が、餓死、水は腐り、臭い、
ヒーローは、此れが、可哀想で、一匹残った錦鯉を、水槽に移して飼った
面倒みれない、池は土で埋めて、上から玉石をひいて石池にした、
錦鯉は、大きくなり、水槽が狭くなってきた、
可哀想だな~、そろそろ大きな水槽に移してやろうと思い、
新聞配達のアルバイトを始めた、
何日かして、錦鯉に餌をやろうとしたら、居ない??
悪い予感がして、どうしたの??って父に聞いたら、
水槽に入りきれないぐらい大きくなったから、
さしみにして、食べたって!
頭の中が、真っ白になり、そこに、バットがあったら、
殴りかかってたかもしれないと、
人の心って、傷ついても、どうにか、這い上がれるもんだね、
時が経つにつれて、心の痛みは、和らいで来た!
コメント
この記事へのコメントはありません。