2008年09月24日
愛犬物語(ハッピー)
テニスショップを開業した頃に、
友達から、、マルチーズ赤ちゃんをプレゼントされた、
ほんとに、真っ白で愛くるしく、
ひと目見た瞬間から、好きになる、
名前を「ハッピー」と名づけ、
看板犬になり、皆にも可愛がられた
ある時、50m離れた銀行に一緒に連れて行って、
帰って来たら何か、おかしい??
動きが鈍くなり、食欲が無い
あまりの元気なさに、病気だと気づき、友達の動物病院へ
「ヒーローさん、此れは、日射病だよ、何かしたの??」
「はい!銀行へ一緒に、ほんの50mほど、」
「犬と人間は、感じ方が違うんだよ、
特に子犬は、地表から少ししか離れてないから、
アスファルトの上を歩かすと、沖縄の太陽では、
50度ぐらいになるから、気を付けないとだめですよ~
今日は、点滴して、入院するから、明日迎えに来てね」
ほんの、50mなのに、目線が変ると、環境も変るんだって、始めて解った
後で知った事だけど、
赤ちゃんをお風呂に入れるとき、一緒に入浴ると
自分の感覚で入ったら、体積の小さい赤ちゃんは、
熱中症になるんだってさ~
勉強になりました、ハッピ~ゴメンね!
それから、ハッピーは、看板犬としてスクスク育ち、
幸せに暮らしていました、
3年経ったクリスマスの日、ハッピーが居なくなった、
目撃者によると、若い男の人達が
持って、走って逃げて行ったとの事
その頃30年前は、ペットの人権?(犬権)が、
まだ認められてなく
警察にお願いしても、捜査して貰えなかった、
3ヶ月ぐらい、一生懸命探したが、見つからず諦めてた、
それから1年ぐらい経った、ある日、
買い物の為に、滅多に行かない国際通りに行った、
目的の商品をゲットして、帰り道を歩いて居たら、
何か、後ろが気になって、振り向いてみた、
後ろから、人込の中をかき分けて走る、黒い犬が???
見てると、どんどん近づいて来て、
ヒーローの胸に飛びついた、
なんだ、この黒い犬は??
って見たら、黒いペンキを塗られた、ハッピーだった、
臭くて、尻尾もへの字に曲がり、面影もない、
急いで家に連れ帰り、お風呂を浴びせて、毛を刈って、
2ヶ月ぐらい経ったら、元のハッピーに戻った、
だけど、放浪生活のせいか??
浴びせても、すぐに汚い場所で、身体を汚してくる、
尻尾も、への字から、元には戻らなかった、
だけど、幸せの日々は、帰ってきた!