テニスを教えていて、一番怖いのが『なれあい』
長く続けば、自然に和気藹々になり、
これぐらいは、当たり前って思うようになる、

『コーチ、明日は試合だから怪我しないようにゆっくりね～』
なんて言ってる時ほど怪我や事故になる

肉体の疲れや、心の疲れは、気持ちの持ち方、入れ方により
結果が、全然変わってくる！

厳しい練習をしてる時には
『コーチは、私の事、全然解ってくれない』って言ってるけど

終わった後は、納得の表情で全然違うし
大人たちは『コーチ、練習終わったから、飲みに行こう』
なんて事も、なんどもある

コーチって仕事は、皆から、愛される為にやってる訳じゃない
皆を、今より、少し高い所に引き上げる仕事なのだ
テニスは勿論だが、仕事、勉強、人間性、ヤル気、工夫など
全てをふくめて、長いスタンスで向上させたい
だから、今日の一歩が大事なのだ

それが出来るなら、
たとえ『コーチ大嫌らい！』『鬼コーチ！』って言われようが
全然、お構いなし、それで頑張ってくれるのならＯＫです

勿論、愛されたい、信頼されたいって気持ちもあるけど
それは、テニスコート外の事
中にいる時は、今日の一歩を成長させるって事が一番大事です

教え子達は、きっと辛いと思います
いくら成長しても、あと一歩を求めてくるからね～

トキアもヒカルも、甲太郎も、今日は疲れたはずね～、
『コーチ、鬼』って心の言葉が聞こえてきそうです！