2009年09月29日
アメリカから、２人の兄妹が
日にちをずらして、来沖した

前半に来たのが、中２の妹で
初めてのオムニコートでのプライベートレッスン
ボールを送ると、フォームは素晴らしいけど、
何か、パワーを感じない、これは、本来の力じゃないと思い
スピンを掛けて、バウンドを高くすると、
トップスピンの、プロのような打ち方になった
なるほど、日頃は、この打点で打ってるんだ

世界のどの大会を見ても、決める時と追い込まれる時以外は
打点が、胸の高で打ってるのに対して
オムニコートでの打点は、これより２０～４０ｃｍも低いし
落ちてからのボールスピードが遅い

『日本のコートって、みんな、こうですか？』って
戸惑うのは、当たり前だね～
今、日本全国オムニコートになりつつあるよ
民族の考え方の違いもあるかもね～
例えば、アメリカ人は、ポイントを取る、勝つのが好きだけど
日本人は、ラリーが続くのが好きみたいな所もある

君達は、ハーフだから、両方の可能性を持っている
アメリカの大会で、バウンドがあがらないボールが打てたら
スピンで前方方向へ弾みの低いショットが打てたら
逆に勝てるんじゃない？

『ワォ～、出来たら、面白いですね～』って事で
スーパーライジングやキャリオカスライス、
ドロップショット、アングルショット、
何もしないボレーなどを教えました

凄く、エキサイトでクールな事を学べたって喜んでました

次に、兄が来ました
『なんで、日本は、こうなのよ
　バウンドしないし、ボールは遅いし、足は滑って止まれないし
　アメリカや世界と全然違う、これでは、強くなれないよ』

と嘆いていました、確かに、その通り
自分のテニスを貫いていくのも、強さの秘訣かもね
これは、これで、面白かったです