沖縄地方、台風１７号１８号が近づいている
テニスコートも、台風対策で大忙し

台風の思い出と言うと
３歳の時、台風で家が吹っ飛ばされたのとか

６歳から１１歳まで住んでた家は
木造２階建ての家を３軒繋いだ形の長屋で
台風になると、横に揺れて、
隣の家に当たっては戻り、反対側の家に当たっては戻る
隣が無かったら、完全に倒れるような家だった

それに、１階部分は、１５０ｃｍも浸水して、
色んな物が流れていく、勿論、外に買い物なんて行けなくなる
停電は、当たり前だし、懐中電灯とローソクは必需品

ローソクを燈しながら、子供達は、トランプをしたり
怖い話しをしたり、思い出話しをしたり
意外と楽しかった

また、買い物にも出れないから
保存食の缶詰や、メリケン粉で作るポーポー(沖縄クレープ？)
などを、みんなで食べる
ま～、今みたいに、インスタント食品が、無かったからね～

それでも、家族全員で過ごす、怖くて暗くて狭い空間は
其々を、結びつける良い場所だったと思う

又、ピンチの時
お父さんや、お母さんの、活躍や逞しさを見て
『自分達は、守られているんだ』って思うと
両親が、ヒーローに見えた

今の時代、安心して住める家があり
どうの、こうのって言っても、食べていける環境があり
停電や浸水も、しなくなって来たし、
両親の活躍の場も少なくなった

人は、何でも出来る環境が当たり前に成ると
要求ばっかりの人生になるけど

多少、足りない部分を残してた方が
工夫が生まれ、愛情や思いやりが育ち
家族の絆が強まるのかもしれないね

植物でも、水を与え過ぎると
根腐れしたり、実が生らなかったりするのと一緒で
愛情も、適度にしないと、愛情過多で性根が腐れたり
何をさせても駄目な、身にならない子にしてしまうよ～

子供の花も実も生るように、育成してね