テニスの練習の時
同じ目的でも、人数とレベルによって全然違ってくる

学校の部活などのように、人数が多い時６０人に
コーチがボール送りをしたとする、
一時間の練習で、一人当たり、１分しか打てない
ボールを早送りして２列で頑張っても、２分だ
２列に別れ、自分達でラリーさせると、４分だ
４列に別れ、２列はラリー、
２列分の人はトレーニングをしたら８分

ま～普通の学校では、此れぐらいが、限界かな？
だから、良く頑張ってる学校でも、実質１時間分の８分になる
人数が３０人で１６分、人数が１５人で３２分
ようやく、使う時間の５０％の練習量になる

ヒーローが考える、適正練習量は
プロを目指すのなら８５％、ジュニアトップなら７０％
大人の競技者なら５０％初中級レベルなら４０％
初心者レベルで２５％ぐらいが、充実感のある練習になると思う

部活でも、レベルがいっぱい分かれるから
ある程度、運動の強さ加減などで、調整出来る
運動量も、練習も、同じにしたら
レベルが低い人に合わすと、遊びになったり
高い人に合わすと、付いて来れなく、辞めてしまったりするんだよね

だけど、こんなに自由に、好きなスポーツを部活で
一年中出来る国は、日本だけかもしれないよ

外国では、トライアウトがあって、シーズンの始まりに
試合やテストして、部活のメンバーを決めるから
選ばれるだけでも大変だし、代表になるのも大変だよ

そう言う面では、恵まれてるから、
好きな事が出来るって事に、感謝しないとね～


だから、練習メニューを考える時
テーマとレベルと人数と時間を、いかに組み立てるか？
全員が揃ってると、解りやすいけど、
後で、遅刻して来た子が居ると、練習メニューを
全て、組みなおさないといけない事が起こる時もある
奇数と偶数でも、練習方法が変って来るからね～

テニスは、料理と良く似てる
どの食品を主役にするか、付け合せはどうするか
どのスープが主役を引き立てるか？
煮る・焼く・蒸す・揚げるか、調味料は？
落ち着くムードに楽しい会話、最後にデザートは？
おいしい笑顔と、皿を見れば、勝利か負けが解る
１０００のレシピからのチョイス、テニスのコーチングと同じだね