2009年10月23日
沖縄の不思議な話し
ヒーローが18歳になった時
即効、車の免許を取りに行った
一発で合格、親の車を借りて、ドライブに
この車、軽で、ダイハツのフェローss360cc、
なんか?バイクの音より煩いし、煙を吐く恐ろしい自動車
だけど、初の遠乗りだから
沖縄の最北端、辺戸岬まで行こうと走らす
所が、浦添当たりから、雨がザーザー降って来て
名護に2時間かけて着いたら、10m先が見えないほどの豪雨
それでも、1人で、此処まで来れたわけだし、
きっと、着く頃は、晴れるんじゃないかな?って思い
名護から、辺土名に到着、空も晴れてきた
よ~し、もうひといき、頑張ろう~って走り続けて
宜名真から、かやうちバンタに向うと、
『今、かやうちバンタで、崖崩れがあったので、通れません』だって
もう、辺戸岬は、目の前に見えるのに後、5km
どうにか、迂回して行けるかな~なんて思いユーターン
そして、見つけました、此処から、太平洋側に抜ければ良いんだ
パイナップル畑の中を、ルンルン気分で走っていると、
夕焼けが、赤土に反射して、不思議な世界に誘われる気分
走り続けてると、山道に入っては、行き止まり、
マタマタ行き止まりで、オカシイな~と思いながらも
何故か、引き返す気分にもなれない、
道は、どんどん、細くなる、雑草が茂って車の底をこする
そして、ついに、水溜りへボチャ~ン
柔らかい赤土の中へ、音も無く沈んでいく、
ようやく、車体の高さまで水が、
これは、大変な所で、大変な事が
人も通らない山奥で、助ける人もいない
外は、赤土が、蛍光色のように輝き、不気味だ
とにかく、脱出しないと、って思い、
シートに敷いていた、籐のクッションや、タオルを
タイヤの下に押し込んで、脱出を図るけど、
タイヤが悲鳴を上げる度に、土の中に埋まっていく
ヤバイ、ヤバイよ~
外は暗くなり、水際を、ハブが泳ぐ
これは、もう、外には出れない、
車の中で、夜を明かすのか?
シートを倒して寝るが、色んな思いが駆け巡る
静けさの中から、頭の中に響く声が
『エンヤ~トット、エンヤートット』んん、耳鳴りか?
所が、頭の中で、その声は、近づいてくる
なんだ~?なんだ~?なんだ~?
リアウインドーから、覗いてみると
ウギャ~
なんと、白装束に、紫の鉢巻と、紫の足靴輪
足は真っ白の足袋を履いてるみたいで、手も、顔も真っ白
その上に、目が真っ赤で、鼻は、小さな穴があいてて
口は、蛇のように裂けていて、薄い唇は、真っ赤
それが、3人ずつ、2列になり行進してくる
自分が悲鳴を上げた後、身体中が震えて
シートに小さくなり、目を閉じ、隠れるようにしてた
『エンヤ~トット、エンヤートット』と、脳の中で響く声は
車の横に居る感じがする
すると、あって思ったら、車が空中の上に持ち上がったのか
6人で持ち上げたのか?解らないけど??
そして、静かに下ろされ
『エンヤ~トット、エンヤートット』の声が、遠のいていく
ほっとして、見たら、乾いた土の上に車が置かれてる
これは、とにかく此処から、脱出しなくちゃ~って思い
手も足も、震えながら2~3km運転してたら、
またまた泥濘にハマってしまった
慌て過ぎを後悔したけど、後の祭り
すると、又、頭の中で『エンヤ~トット、エンヤートット』と声が
さっきと違って、今度は、冷静で居られた、悪い物じゃないって
声は近づき、顔もはっきり解る、
まるで、白蛇が人間になったような感じだ、
車の前に来ると、左右に別れ、6人で、泥の中から車を持ち上げる
そして、乾いた地面に下ろすと、『エンヤ~トット、エンヤートット』
と、車から、離れて行く、その後ろ姿をみると
泥の中に入ったのに、白い足袋が輝いている
この出来事は、自分の世界の範囲を超えてるので
ただ、ただ、助けてもらったのに感謝して、
落ち着いた心で、山を下りる事が出来た
そして、国道にでて、4時間かけて、家に帰った
部屋にこもり、今日の出来事を思い出した
はたして、ホントの事なのか?
もしかして、地元の青年団だったんじゃないか?
疲れてるけど、なかなか寝付かれなかったよ!
即効、車の免許を取りに行った
一発で合格、親の車を借りて、ドライブに
この車、軽で、ダイハツのフェローss360cc、
なんか?バイクの音より煩いし、煙を吐く恐ろしい自動車
だけど、初の遠乗りだから
沖縄の最北端、辺戸岬まで行こうと走らす
所が、浦添当たりから、雨がザーザー降って来て
名護に2時間かけて着いたら、10m先が見えないほどの豪雨
それでも、1人で、此処まで来れたわけだし、
きっと、着く頃は、晴れるんじゃないかな?って思い
名護から、辺土名に到着、空も晴れてきた
よ~し、もうひといき、頑張ろう~って走り続けて
宜名真から、かやうちバンタに向うと、
『今、かやうちバンタで、崖崩れがあったので、通れません』だって
もう、辺戸岬は、目の前に見えるのに後、5km
どうにか、迂回して行けるかな~なんて思いユーターン
そして、見つけました、此処から、太平洋側に抜ければ良いんだ
パイナップル畑の中を、ルンルン気分で走っていると、
夕焼けが、赤土に反射して、不思議な世界に誘われる気分
走り続けてると、山道に入っては、行き止まり、
マタマタ行き止まりで、オカシイな~と思いながらも
何故か、引き返す気分にもなれない、
道は、どんどん、細くなる、雑草が茂って車の底をこする
そして、ついに、水溜りへボチャ~ン
柔らかい赤土の中へ、音も無く沈んでいく、
ようやく、車体の高さまで水が、
これは、大変な所で、大変な事が
人も通らない山奥で、助ける人もいない
外は、赤土が、蛍光色のように輝き、不気味だ
とにかく、脱出しないと、って思い、
シートに敷いていた、籐のクッションや、タオルを
タイヤの下に押し込んで、脱出を図るけど、
タイヤが悲鳴を上げる度に、土の中に埋まっていく
ヤバイ、ヤバイよ~
外は暗くなり、水際を、ハブが泳ぐ
これは、もう、外には出れない、
車の中で、夜を明かすのか?
シートを倒して寝るが、色んな思いが駆け巡る
静けさの中から、頭の中に響く声が
『エンヤ~トット、エンヤートット』んん、耳鳴りか?
所が、頭の中で、その声は、近づいてくる
なんだ~?なんだ~?なんだ~?
リアウインドーから、覗いてみると
ウギャ~
なんと、白装束に、紫の鉢巻と、紫の足靴輪
足は真っ白の足袋を履いてるみたいで、手も、顔も真っ白
その上に、目が真っ赤で、鼻は、小さな穴があいてて
口は、蛇のように裂けていて、薄い唇は、真っ赤
それが、3人ずつ、2列になり行進してくる
自分が悲鳴を上げた後、身体中が震えて
シートに小さくなり、目を閉じ、隠れるようにしてた
『エンヤ~トット、エンヤートット』と、脳の中で響く声は
車の横に居る感じがする
すると、あって思ったら、車が空中の上に持ち上がったのか
6人で持ち上げたのか?解らないけど??
そして、静かに下ろされ
『エンヤ~トット、エンヤートット』の声が、遠のいていく
ほっとして、見たら、乾いた土の上に車が置かれてる
これは、とにかく此処から、脱出しなくちゃ~って思い
手も足も、震えながら2~3km運転してたら、
またまた泥濘にハマってしまった
慌て過ぎを後悔したけど、後の祭り
すると、又、頭の中で『エンヤ~トット、エンヤートット』と声が
さっきと違って、今度は、冷静で居られた、悪い物じゃないって
声は近づき、顔もはっきり解る、
まるで、白蛇が人間になったような感じだ、
車の前に来ると、左右に別れ、6人で、泥の中から車を持ち上げる
そして、乾いた地面に下ろすと、『エンヤ~トット、エンヤートット』
と、車から、離れて行く、その後ろ姿をみると
泥の中に入ったのに、白い足袋が輝いている
この出来事は、自分の世界の範囲を超えてるので
ただ、ただ、助けてもらったのに感謝して、
落ち着いた心で、山を下りる事が出来た
そして、国道にでて、4時間かけて、家に帰った
部屋にこもり、今日の出来事を思い出した
はたして、ホントの事なのか?
もしかして、地元の青年団だったんじゃないか?
疲れてるけど、なかなか寝付かれなかったよ!