2009年08月23日
金スマ松岡修造を見て
『コーチ、金スマで、松岡修造が
子供達を厳しく教えていました
あれを、ヒーローでもやって下さいよ!』
って言う、父兄が居た、
『お父さん、それでは、貴方は会社の上司が
松岡修造で、おい、後1件注文をとってこないと
会社に居る必要は無い、帰れ!って言われ続けたら
嬉しいですか?』
年収、何千万円も、貰える仕事なら、耐えられるかもしれないけど
モチベーションの低い人に、あんな事したら
仕事やテニスを辞めるか、ノイローゼになってしまうよね
親から、子供に『厳しくして欲しい』って要望があるけど
厳しく鍛えれば、どんな事にも耐えられるかも
って言う、親の立場から見てるからだと思う、
自分が子供の時、果たして『厳しさ』を求めて居たか?
よっぽど、目標達成能力のある子か、大きな夢を持ってる人だと思う
普通の子供達は、厳しいのは嫌だ
宿題が多いのも嫌だ
別に、最初からテニスのプロを目指してる訳でもない
所が、楽しいと、プレッシャーさえも楽しくなる
厳しい練習を遊ぶようにプレイする
試合でも勝つ事を覚え、面白くなる
段々とモチベーションも上がり、トップを目指すようになる
だから、毎日、松岡修造は要らない
時々、必要になる
それも、ジュニア達は、其々違うモチベーションだから
其々にあった、熱い情熱で語る松岡修造が必要だと思うよ
お父さん、お母さんも、
自分が子供だった頃の目線に戻り
こんな事を私も体験したいって望む事を見て
それから、大人の目線で考え、望む事が正しければ
叶えてあげる応援をする、これが大事だと思うよ!
昨日より、今日微々っと進む事
この微々たる物が、1ヶ月、1年、10年と続いた時
大きな成果になるんだよね~
2009年08月23日
虐待・特待・逆待
ヒーロージュニアの練習は
何度言っても、間違いが治らない人は
『こっち来い!』って言って、
ラケットで、足をバシッと打ったり
頬っぺたや耳を引っ張ったり
拳骨したり、クチュクチユしたり
その人によって、記憶する事を選んで、罰ゲームをしてる
これが、外の人から見ると、虐待って見えるかもしれない!
しかし、みんな、一生懸命、真剣に怒られるのが好きだ
『コーチ、怒って、怒って』って要求してくるし
理不尽に怒っても、トバッチリをくらっても
怒られる事を楽しんでいる
『オイオイお前ら、みんなMか?』
虐待じゃなく逆待だと思う
それに、ヒーローは、横わき腹が、超くすぐったい
そこに触れると、ゴルゴ13になって、無意識にパンチを飛ばす
だけど、ジュニア達は、いたずらして触ってくる
この無意識が怖いので、抑えるのが大変だから
『触るな、逆セクハラで訴えてやる!』って言うんだけど
こいつら、調子に乗りやがって、
『バックブリーカーだ!』だけど、体重が重くなって腰に来るし
『尾〓骨ワリだ~』ってやるけど、足が長いから効かない
ジュニア達は、日々成長してる
目線が変ってくる、
『オイ、お前たち!』って、上から目線で睨んでいたのが
段々と平行になり、最後は見上げながら、怒っても
あんまり、迫力が無い
こうしてるうちに、皆に
テニスも、身体も、人間的にも
追い越されていく、
これが、コーチの仕事なのだ!
追い越される喜びを知ったら
ほんとに、教えるのが楽しくなる
『コーチ、彼氏出来たよ~』
『結婚式招待するからね~』
『子供が出来たよ~』
『子供をテニス教室に入れてくれる~♪』
って、ドラマが、毎年繰り返される
これが、幸せって思うよ!
みんな、ありがとう~