アルコールを飲み過ぎた場合の食道がんのリスクは、
大きく４つのタイプに分けて考えることができます。

１のタイプ（飲んでも顔色が変わらない・冷静沈着）
リスク：１４倍アルコールとアセトアルデヒド両方の分解が得意
いわゆる“お酒に強い人”。

２のタイプ（顔が赤くなる・気持ち悪くなる）
リスク：７７倍アルコールの分解が得意なものの、
アセトアルデヒドの分解が苦手な人。
このタイプは元来お酒が苦手だが、しだいに慣れて飲めるようになる。

３のタイプ（顔色が変わらない・ずっと陽気・翌日も酒くさい）
リスク：４１４倍アルコールの分解もアセトアルデヒドの分解も苦手な人。
本来は顔が赤くなる体質だが、その材料となるアセトアルデヒドが
少しずつしか作られないので、さほど赤くならない。
飲み始めた当初は顔が赤くなったが、その体質が消えた人は、このタイプ。

４のタイプ（顔色が変わらない・ずっと陽気・翌日も酒くさい）
リスク：５６倍アルコールの分解が苦手だが、
アセトアルデヒドの分解は得意な人。気持ち悪くならずに飲める。

こんな人は病院で検査を
食欲不振、胸焼け、胸がしみる感じや、飲み込むときの違和感、
げっぷの頻発、吐き気、胃もたれ、胃の不快感、
みぞおち付近に疼痛を感じるようになりますなどは、
食道がん、胃がんの早期の症状である場合も。気になる場合は、病院で相談。

中年以降で酒とタバコの量が多い人は、上記の症状がなくても
危険が１０倍になります、

また、体調不良や、他の病気がある人は、危険がその１０倍になります
休肝日を設けたり、運動して肺を鍛えたり、血液の循環をよくしたりして
健康な身体をつくりましょう、テニスは最高です。