教えていていつも思うのだが、ファーストサーブの確率が悪い、
３５％ぐらいしか入らないのは、オカシイと思う、
だけど、他の中学生や高校生をみると２０％ぐらいしか入らない、
なのに、ファーストはフラットに近い感じで全力で打っている、

サーブでは、何が重要か？と言うと、エースではない、
世界一のサーブを持つ２ｍ０８ｃｍの巨人ウィズナーでも、
1セットにエースを取れるのが、６個だし！
ロジャーフェデラーでさえ、1セットに3個しかとれない

だけど、サービスキープ率は、世界のトップクラスは９０％だ、
エースが少なくともキープ出来るのは主導権があるからだ、
考え方、組み立て方が、野球のピッチャーに似てるね、

例えば、野球のイチローは、リターンの名手と一緒だ、
そんな天才イチローにも、得意なところと苦手な所がある、
それなのに、ストレートボールしか投げれなかったら、
イチローでも、ホームランを狙うと思うよ、
どんな速い球でも、慣れてくるとボールが見えるし
コースも単純だと、簡単に打ち返す、

テニス競技者は、何故かそういう単調な人が多いのが不思議、
『お前らの身長２ｍを越してるか？スピードは１７０ｋｍ越えるか？
　ファーストの確率は７０％をキープしているのか？』って、
言いたくなる人がいっぱい居るんだよね、

だけど、２ｍも１７０ｋｍもなくても、エースを取れる方法がある
これが、組み立てなのだ、

①スピード
相手のバックに７０ｋｍの緩いファーストを3回打つと、
コイツのサーブは遅いから回り込んでやれ！と思った所に速いサーブ、
②コース
センター、センター、センターと打って、サイドにエース
③球種
フラット、フラット、フラットと打ってスライス

これで、フェデラーと並ぶ3本のエースが取れた、

④苦手意識
レシーバーは、得意なサイドを大きく開けてるから、
チャンスって思って、打って行くと、逆襲される、
狭い方を狙って3本、空いてる方へ1本するとエースになる

⑤心理
相手が、集中して早いボールを待ってる時は、角度のついた
緩いサーブが有効だし、ふっと気が抜けた、ショックを受けた時
速いボールで決めると、大きなダメージを与える、

これらの①～⑤を瞬時に組み立て、考えてサーブをすると
９０％のサービスキープ率が実現できるし、
後は、リターンゲームで３０％取れば、勝てるしね、

アガシの場合は、相手のファーストサーブが入ったときの
リターンでのポイント確率は３５％、セカンドサーブだと６０％、
アガシと試合する時は、ファーストが入らなければ落とすって事
なんだよね！

今日から、色んな球種、コース、スピードを駆使して
ファーストサーブ７０～８０％を目標に頑張ってね~♪