午後1時から、小禄中女子の部活がヒーローである、
コートに行くとすでに、皆集まってて、
2年生から『こんちわー』なんて声が飛んでくるけど
1年生達は、自分達のお喋りに夢中になって挨拶もない、

広場をランニングして、準備運動した後、
2年生は集合してるけど、1年生はウダウダしてる、
『おいおい、先輩達、なめられてないか？これでいいのか？』
集まりが遅い、広場をランニングしてこーい！
声が小さい、ホレホレ、掛け声かけて！
結局１０周は、したかな？

声が出ないと、大変な目に逢うと実感させないとね、
声を出す事で、打つ人を見る、ナイスかミスかみてるから、
フォームを憶える、ボールが飛んできても避け切れる、
皆の為にってエールを送れる人になれる、
集中力が上がるし、相手チームを圧倒し、強くなる
などなど、得点がいっぱいついているのだ！

練習を始めてしばらくすると、２年生が一生懸命に声を出してる
１年生は、声が聞こえない、『ストップ、ランニング３周、』
『声が小さい、２人聞こえない、２周追加。』なんてやったら、
普通の子供達は、走るのが嫌だから、声をだすようになるけど、
これを、３~４回もやるんだよね、
ヒーローは絶対に諦めないから、声が枯れても何度でも走らす、
根競べしたら、絶対負けないよ、誰にも！必ず出来るようにする！

今度の１年生は手ごわいね、普通じゃない、気合をいれないと、
って言っても、一人一人話すと良い子なんだけど、
皆の事とか、考えて行動する習慣がないから、
すぐに、自分の好きな人と話しに夢中になり声が止まる、
止まったら、見逃さずランニングをさせる、
走ってる時は、大声を出せるようになって来た、
後は、待ってる間に、ボ~ってするから声が止まるので、
声を出す時、振り付けしたダンスをする事にした、
『ナイショ、ナイショ、ナイショ、もうちょい！』を
ハルヒ風にアレンジして２年生から１年生に教えさせた、

出来た所で、テスト、オーディション風に一人ずつ躍らせた、
ほんとは、大笑いしたい所を、あえて真面目な顔をしてテスト、
中には、何度も失格になって、恥ずかしい思いをした人もいた、
意外とおもしろかったね～！