県外に教えに行く時、沖縄―東京は２時間半
機内で落語を聞くのが楽しみです、
同じ噺を、何度聞いても飽きないのが不思議、

落ちのある噺から、落語と言われてるけど、
落ちの前にある人情味豊かな情景が
自分を江戸時代の貧乏長屋に連れていってくれます、
落語家の顔も見えないのに、登場人物２人、３人の顔や
行動や性格までが、目の前に居るように解る、
笑ったり、悲しんだり、学びがあり気づきがある、
また、間合いが最高ですね。

テニスコーチの仕事も、こうでないとね！
テニスを教えてるのは人間性を豊かにするだけではなく
今、頑張ってる事が目標になり、夢になる、
まるで、ＵＳオープンやウィンブルドンに居る錯覚に落ちる、
厳しい中にも笑いがあり、気づきがあり、思いやりが生まれる、
悔しがったり、喜びを分かち合ったり、健康を実感したり。

一番大切なのは、『間』ですね！
皆の呼吸を聞きながら、汗と疲労具合と健康状態を見ながら
どこで『間』を取るか？これで、怪我や事故が防げるし
安心して教えられる、

でも、間が長いと、締まった練習にならないし、
一生懸命すぎて間が無いと、まぬけなコーチになって
怪我や事故をおこさせるんだよね、

練習後に、
『コーチ、とても楽しかった。』
『こうすれば、こうなるのか解った！』とか
『コーチ、頭の良くなる方法、凄く為になりました
　　　　　　　　　　今度、息子に実験してみます。』
『今日は、目が落ちました、ウロコが全て剥がれて！』
『こんなに健康で、よく動けるのは、特訓のお陰ですね』
『明日も、又、来ていいですか？』
オイオイ明日は、ジュニアだよ！なんて事が起こる、

落語には気づきがある、テニスコーチだけではなく
全ての職業に、あてはまるのかな？
☆