大学２年の時に内間クラブでテニスを始めて、
テニスを教えるようになった時、此処に来てた
インターハイの選手と友達になったり、
浦添高校の部活が、このコートを使っていたから
よく、教えていた、


その中の３年生に宮城真政って子が居て、
沖国大に進学するから、サークルを部活にしたいですね
って言われて、週１回の練習会を開いていたのを
毎日テニスが出来るように、学校側に交渉して、
２面ある軟式テニスのコートを、１面硬式に下さいとお願い
『軟式さんが、ＯＫと言うならいいよ』って許可を貰った、

まずは、軟式テニス部の使用状況を偵察すると、
週に２度ほど、数人がやってるだけだったので、
『済みません、今度硬式テニス部が出来たのですが、
　あまり使ってないようで、１面譲って貰えないでしょうか？』
軟式テニスの部長は、
『練習は奥武山でやってるから、２面貰っていいよ
　だけど、アンツーカーのコートは、砂漠化してるよ！』って、

やった～、これで毎日練習が出来るってコートに行くと
ボールが地面に落ちると、弾まない、砂浜と一緒だ、

此処で考えた、下の土とアンツーカーを混ぜ合わせれば
水はけもよくなるし、丁度良いんじゃないか？と思い
作業を始めた、一人では１日１ｍ四方がやっとだった、
所が、サークルメンバーが集まりだし、皆が手伝った、
それを１ヶ月近く繰り返して、２５％ぐらいが終わった、

大学側に、毎日、スコップや鶴嘴などの道具を借りてたら、
『君達の行動には負けたよ、これでは練習が出来るまで
　時間が掛かり過ぎるから、予算を工面するよ』って
言ってくれました、

翌日から、耕運機が来て、畑を耕すように土を混ぜ、
何度も何度も走らせた、倒れかけだったフェンスも
大学側が治してくれて、水道もついて、ホースも、
ネット、ネットポスト、ローラーなど、
総額２００万円近く出してくれて、部活が始まった、

大学に入学した宮城真政君は、
『玉城さん、沖縄に学連を作って、
九州大会やインカレに行きましょう』って事で、

その頃は琉大にしか無かったテニス部を
沖大や、キリ短、女子短などにテニス部を作りに行き
ようやく、第１回、学生選手権を開く事が出来ました。

その頃、沖縄テニス発展に貢献していた米地さんを会長に
ヒーローが学蓮長でスタートしました、

それから、九州学連に所属して、大会初参加、
大学側から、予算を３０万円ほど、頂きました、

写真左に写ってる上江州学君が、
後のテニス協会理事長になるなんて、
この時は思いもしなかったですね！

だけど、常に宮城真政君の手のひらで転がされた気がします。