2010年10月28日
☆誕生そして、日々を生きる☆彡
私は、部屋に漂い、ただただ見守るしか出来なくなった
悲しみと絶望の苦しみは、キクの体内に異変をもたらした
身体中の内臓が、ギュギュウと収縮し
お腹の中の赤ちゃんも、真綿で首を絞められるように苦しんだ
あまりの苦しみに、お腹を蹴って伝えた
キクは我に帰り、力を抜いた、数日が過ぎ心の整理がついたのか
この街の悲しい思い出を捨てて、母の居る名城と言う部落へ帰った
キクは実家に着いて、安心したのか、直ぐに産気づいた
産婆さんを待たずに、直ぐに生まれた
赤ちゃんは、大きな声で、『オギャ~オギャ~』と泣いた
実家には、ノブと言う腹違いの妹がいて、凄く仲が良かった
生まれて来たこの子を見て、『名前をヒロシにしない』って決まった
ヒロシには、漂う私が見えるのか、目で追ってくる
もしかして、お腹の中で、苦しんだ時、普通の赤ちゃんより早く
記憶が始まったのかもしれないね~
キクとノブは、母の京と、畑仕事に出掛ける
ヒロシは、布と毛布で包まれて、畑の隅で寝ている
それから、3年の月日が流れたが、生活は良くならず
キクは、名城から4キロほど離れた、糸満と言う街に出稼ぎに行った
その間は、京が面倒みてくれた、キクとは月に一度合えるか?ぐらいだ
3歳のある日、ヒロシは隣の子と、母を尋ねて、糸満まで家出
海伝いに行けば、街があるのを知っていた
朝早く出たに係わらず、日が落ちる頃にやっと探し当てた
その日以来、一緒に糸満で暮す事になった
此処での仕事は、ワシミルクって外国製のスキンミルクを売る仕事
キクが、一日中売り歩いても、4~5個しか売れない
所がヒロシを連れて売ると、1ダース全部売れるのだ
洗濯してるオバサン達を見ると、走って行って、一緒にちょこんと座り
『坊や、どうしたの?』って聞かれると、
『ミルク売ってるの』って言う
『わたしにも』『わたしにも』って買ってくれる
不思議な商才を持った子供に育った
この仕事でお金を貯め、2年後にキクは、お店を開いた
夏は、かき氷屋さん、冬は布団屋さん
これは、暑い時は冷たいもの、寒い時は、温かいものを扱う事により
皆が必要とする事だと、知恵を働かしての事だったが
客は、寒くなる前に、布団を打ちなおしたり、買いに来る下見をする
所が、カキ氷屋さんになってると、潰れたと思い、冬に来ない
キクは焦って居た、この子を大学にやる為だったら、何でもやる
アメリカで、ロケットにチンパンジーを乗せて、飛び立つんだったら
私が、変わりに乗るから、この子を大学まで行けるように契約したい
ってまで、思ってた・・・こんな時、またまた運命の変わり目が!
悲しみと絶望の苦しみは、キクの体内に異変をもたらした
身体中の内臓が、ギュギュウと収縮し
お腹の中の赤ちゃんも、真綿で首を絞められるように苦しんだ
あまりの苦しみに、お腹を蹴って伝えた
キクは我に帰り、力を抜いた、数日が過ぎ心の整理がついたのか
この街の悲しい思い出を捨てて、母の居る名城と言う部落へ帰った
キクは実家に着いて、安心したのか、直ぐに産気づいた
産婆さんを待たずに、直ぐに生まれた
赤ちゃんは、大きな声で、『オギャ~オギャ~』と泣いた
実家には、ノブと言う腹違いの妹がいて、凄く仲が良かった
生まれて来たこの子を見て、『名前をヒロシにしない』って決まった
ヒロシには、漂う私が見えるのか、目で追ってくる
もしかして、お腹の中で、苦しんだ時、普通の赤ちゃんより早く
記憶が始まったのかもしれないね~
キクとノブは、母の京と、畑仕事に出掛ける
ヒロシは、布と毛布で包まれて、畑の隅で寝ている
それから、3年の月日が流れたが、生活は良くならず
キクは、名城から4キロほど離れた、糸満と言う街に出稼ぎに行った
その間は、京が面倒みてくれた、キクとは月に一度合えるか?ぐらいだ
3歳のある日、ヒロシは隣の子と、母を尋ねて、糸満まで家出
海伝いに行けば、街があるのを知っていた
朝早く出たに係わらず、日が落ちる頃にやっと探し当てた
その日以来、一緒に糸満で暮す事になった
此処での仕事は、ワシミルクって外国製のスキンミルクを売る仕事
キクが、一日中売り歩いても、4~5個しか売れない
所がヒロシを連れて売ると、1ダース全部売れるのだ
洗濯してるオバサン達を見ると、走って行って、一緒にちょこんと座り
『坊や、どうしたの?』って聞かれると、
『ミルク売ってるの』って言う
『わたしにも』『わたしにも』って買ってくれる
不思議な商才を持った子供に育った
この仕事でお金を貯め、2年後にキクは、お店を開いた
夏は、かき氷屋さん、冬は布団屋さん
これは、暑い時は冷たいもの、寒い時は、温かいものを扱う事により
皆が必要とする事だと、知恵を働かしての事だったが
客は、寒くなる前に、布団を打ちなおしたり、買いに来る下見をする
所が、カキ氷屋さんになってると、潰れたと思い、冬に来ない
キクは焦って居た、この子を大学にやる為だったら、何でもやる
アメリカで、ロケットにチンパンジーを乗せて、飛び立つんだったら
私が、変わりに乗るから、この子を大学まで行けるように契約したい
ってまで、思ってた・・・こんな時、またまた運命の変わり目が!
コメント
この記事へのコメントはありません。