2010年10月26日
☆天国から、我が子を描写☆彡
1928年(昭和3年)のムーチービーサって呼ばれる寒い時
那覇の老舗味噌屋、待望の長男、喜冬として生れる、
姉春子、次女夏子の次に私が生まれ
、その後、次男稔が誕生する
父は、たいそうな女好きで、母が陣痛で苦しんでる時も
料亭で遊んでいたらしい、飲み屋さんや、遊郭では
『スターやっちー(若旦那)』と呼ばれ、人気者だった
母意外にも、妾が3人も居て、
内地妾、ヤンバル妾、首里妾と呼ばれ
また、其々に子供が生まれ、総勢14人になる
不思議な所は、全員を兄弟姉妹として育てられ、
母没後に、首里妾を籍に入れ、本妻とした
私も、何不自由なく小中学生時代を過ごした
しかし、父の自由奔放さが許せなく、
逆に神経質で真面目な性格になっていた
進学も、那覇商業高校に入学、一生懸命勉強して、
卒業後に、第一勧業銀行に入社、銀行マンとしてエリート街道まっしぐら
23歳の時、料亭で、女中として働いて居る19歳のキクと出会い一目惚れ、
店主に紹介してもらい、交際半年で結婚、
昭和27年12月に長男 喜一が生まれる
その翌年、キクのお腹の中に、今回の主人公が宿る、
しかし、こんな順風万反菜人生に、暗い影が!
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