ヒーローの小学校低学年時代

兄ちゃん、姉ちゃんが
学校の成績や、運動、音楽、美術が出来すぎて
家庭内でもいつも、比べられた
先生では、先生に『ＯＯの弟だのに』って言われて
努力して、少し上がっても、認められないから
何時の間にか、全ての事に、コンプレックスを感じた

バス酔いするから、迷惑かける遠足が怖い
みんなの前に立って失敗するかもって、学芸会が怖い
足が遅いから、運動会が怖い
悪い成績をとるから、テストが怖い

親や兄弟姉妹と比べられる事によって

『自分は頑張っても出来ない』って劣等感を
意外と、自分の家庭によって作られる場合が多い

小学生時代は、泣き虫で、勉強も出来なく
運動も、音楽も、人も苦手なコンプレックスの塊
........なんて暗い小学生なんだろう！恐ろしい



『オイオイ、何でも、環境のせいにするなよ
　俺なんか、もっと酷い環境で育ったけど、立派に』
なんて声も聞こえるけど、

此処で一番大事な事は、達成感の有無だと思う
自分で、それを見つけられる人は、大丈夫だけど

小学生低学年の時は、家庭が世界の全てだ
だから、家庭で、コンプレックスを与えられると
世界の全てが嫌になる

高学年になって、ようやく、人とは違う良さもあると解り
少しずつ達成感を上げて行けた

でも、今の時代にも、いっぱい居るんだよね
ヒーローと、同じような子が

テニスでも、勉強でも
試合で負けて、コンプレックスに落ちてる時
『又、負けたの？もっと丁寧に粘って打っていけば良いのに』
子供はテストで、３０点から４５点に上がって喜んでるのに
『コーチ、まだまだ、平均点にも追いつかないよ』って言う

これでは、何時までも、達成感が無いからヤル気を無くす
子供がテストで５点→１０点になった時、
『凄い、２００％伸びたね、頑張ったんだね、嬉しい！』
試合で、負けても
『あの場面で、凄いショットが打てるなんて勇気があるね』
って、言ってくれると、ちゃんと見ててくれるんだ
勇気のあるショットを打ち続けてると、勝てるかもしれない
って、両親より、勇気を貰える、それが達成感になる

１００人出場した試合で、１回戦で負けるって事は、
５０位～１００位って、知ってます
１回戦を勝つって事は５１位～１位なんだよね
一つ勝つのが、一番難しい
児童オリンピック・県大会・全国大会・プロ
何処でも、一緒、逆に言えば、コツコツと達成してるうちに
何にでも、成れるって事

親も子も、小さな達成感を積み上げて行って下さい
達成感は、成長も、お年寄りになってもボケない方法だよ

写真は、奥武の山野球場、光が夢のように溢れてる、
ジャイアンツがキャンプに来る事で、凄い設備だよ！