2008年11月02日
小さな世界
学校のクラブやテニススクールは
小さな世界だと思う
善良な市民も居れば、悪い奴も居る
テニスをやってるからって、
必ずしも、素晴らしい人だけじゃない
これは、普通の社会においても一緒だと思う
例えば、世の中を良くする為に
協調性の無い人、意にそぐわない人達を排除していくと
素晴らしい世界が出来るか?って言うと
意外とそうでもない!
皆普通の人しか残らないから、其々の良さが引き立たない
多少、反抗的な人も、協調性の無い人も、独特な人も居るから
皆で力を合わせる努力をしたり、説得する力がついたり
違う角度から、相手の良さを見つけたり
相手の個性を認めあうようになったりする
子供達が大きくなり、社会に出るまでに
そう言う能力をつけてあげる事が大事である
大人達が、その障害を排除して行く事が、愛情ではなく
それらと、どう付き合っていくか、
どうすれば乗り越えられるか?をアドバイスしたり
一緒に応援したり、見守ったり・・・・
この方が、手も時間も掛かるけど
子供達の将来を考えると、良い方法だと思う
また、最初は、協調性の無い子が
少しずつ良くなっていくのを見ると凄く嬉しいし、
この子が、皆で力を合わせる喜びを知った時には
普通の子供以上に、その素晴らしさを感じるわけで
いずれは、リーダーに育っていく
一番大事なのは
『昨年の子達は素晴らしかったのに?』
『他のチームは、出来るのに?』
って、比べない事だ
出会った、今居る子が一番で
昨日より、今日が、
今日より明日が、良くなっていればOKだ
この小さな一歩一歩が、大きな力になり
素晴らしいテニスプレーヤーに育ち
人としても、社会人としても成長する
子供達、親達の努力が
後で、素晴らしい思い出となり、
自分にとっても、宝となるから
日々精進して行きたいと思う