2010年09月28日
有明テニスの森で開催されている
東レ・パンパシフィック・オープンで
明日で40歳を迎えるクルム伊達公子（39歳）が
世界ランク15位のマリア・シャラポワ（23歳、ロシア）を
7-5 3-6 6-3 のフルセットで下した。

この試合、勝敗を決めたのは、ファイナルセット
お互いにサービスをキープで迎えた 2-2
でシャラポワが先にブレークに成功し3-2
次のゲーム、シャラポワのサービスエースなどでラブー４０
これで、４－２？？って、勝ちを確信した事が、負けの原因

それに比べて、ラブー４０の時の伊達は、集中してた
気持ちがフラットな気がした
『やる事やってれば、最後は必ず勝っている！』って信念が感じる
どんなボールも、最後まで諦めないし、楽しんでいる

まるで、テニスが大好きな、少年のように
限界をしらずに、追いかけまわり、少しでも長くテニスをしたいって
もしかして、世界で一番、テニスを楽しんでるかもね！

今回の伊達は、やるべき事が決まってた
サーブの時、


１、基本的には、バックを狙って打つ
２、エースが欲しい時には相手のフォアーサイドに打つ
３、２を打ったのに、相手に決められた後は、コースを読んで
　　待ってて決め返す

ストロークの時

１、基本的には、センターに緩急をつけて打つ
　　同じライジングでも、重たい球、軽い球、
　　長めのスライスと柔らかいスライス
　　重いボールのあと、軽めのスライスを打つとアウトする

２、基本的に、オープンコートを攻める
　　甘いボールを打たせたら、前に出てボレーで決まる
３、１と２を、相手に読まれないように、縦横無尽に使いこなす

リターン

リターンは、目線を合わせて、低くなり
前に踏み込んで、作戦の内容で、打ち分ける
３は、安全に行く時の打高、
２は、相手のリズムを崩す時の打高
１は、決めに行く時、相手を構えさせないでミスさせる時の打高

あと、伊達に必要なのは、フラットのジャンピングサーブと
今は、まだまだ甘い、決めのボレーと
フォアーの回り込みウイナーショットと体力だね

これが出来たら、世界ランキング一桁に行けると思うよ！