昨年度、ヒーロー杯も２０年を終えたし
何か、運命が変りそうな気がしてた？

サマーディキャンプ、ジュニアヒーロー杯と
行事もスムーズに楽しくこなして行き
年も暮れかかった、ある日
『実は、今度、テニスコートに貸してる土地に
マンションを建てる計画をしてるんですよ～』って来た

何となく、そろそろ運命が、何かをしてくれるって思ってた

このコートを作る２０年前は、県のコートを借りて教えていた
１２面あるコートは、ガラガラ、何時でも自由に使えた
そして、教えた人達でサークルを作り、どんどん増えていって
午前中のコートを取るのも、難しくなって来たけど
暗黙の了解みたいに、１面だけ確保して貰って、教えていた
所が、テニスコートを管理する人が代わった
この人は、朝から酒の匂いがプンプンで、
何にでも言いがかりをつけてくる
『おい、お前、子供を教えるんだったら、大人料金を払え』
自分も、誰も使ってないコートをいっぱいにさせたって
自惚れもあるけど、この酔っ払いにお前呼ばわりされたくない
ごく普通の管理人さんだったら、『解りました』って言うけどね～
終いには、『お前、儲け過ぎだから、使わせない』だって

もう頭に来て、教え子達に話したら
『こんなコート使わないで、自分達のコート作ろうよ
そう言えば、小禄にコート作れそうな空き地があるよ』って話になり
不動産屋さんにお願いして契約した、
自分の貯金も１３０万くらいしか無かったけど、
教え子達が、１０万～１００万出してくれて、５５０万集まり
皆で、ユンボを借りて、ブロックを積んで、土入れて
大型ローラーで平面を作り、慣らし、ナイターをつけ
手作りで、完成したコートだ

それでも、２０年間、よく続いたな～って感じかな？
ピンチはチャンス、此処で終わるのか、それとも？？
人生は面白いね～