ヒーローがテニスを始めたのは１９７４年の春で、
この頃のテニスと言えば、フラット主流、
イースタングリップで、ラケットのフレームに１０円を乗せて
落ちないように真っ直ぐに押すってフォームがほとんどだった、

ヒーローは小学校の時に卓球、中学にアイスホッケーをしてたので
下から上にスゥイングするのが当たり前で、ネットを挟むスポーツなら
スピンの方が安全だし、コントロールが生まれると思ってたが、
その頃の指導者からみたら、『お前のフォームはオカシイ』と言われてた、

丁度、その頃、ビヨルン・ボルグが全仏で優勝して
似たような仲間を見つけた気がした、

その後、ビック・ブレーデンがナイキのマークのような
スゥイングスタイルのトップスピンを世に広めると、
日本の指導者達も、こぞってトップスピンを教えるようになった、

力の無いジュニア達を両手打ちで教えていたら、早く片手で打たせなさい
と言ってた指導者達が、クリス・エバーとがバックハンドを両手打ちで
４大大会で勝つと、攻撃的な両手打ちを教えなさいとなる、

逆に言えば、言ってる言葉に、誰も責任を持たないもんだと思った、
それと、時代と共にラケットも変わるし、フォームも変わる、

伊達選手が出てきたら、皆、ラケットを下に引いて真似をする、
誰かが出てきてでは遅いんだ、
１０年後のテニスは、どうなってるか？想像して
それに合わせたフォームを今教えておけば、誰も慣れてないし
試合で勝たす事が出来るかも？って考えたのがメビウスショット

これを教えていたら、トレセンやら、講習会やらで散々言われた
引きが遅いと振り遅れるでしょう～、こんなのテニスじゃない！
なんて言ってた指導者が、今頃これを教えてる、

指導者ほど古いものは無いと思う、
自分が選手だった頃や、教わったカリスマコーチから学んだ事が
いつまでも正しいと思っているからね～、

習った事を教える、これは超古い！
レッスンを見てると、ジュニア達の方が進んでいる時の方が多い
何故なら、ジュニア達はトップ選手のカッコいい所を真似するからね、
それではジュニア達に負けてしまう、

指導者に大事なのは、今のトッププロから学んだ事から
１０年先のテニスを想像して理想を作り出せるか？だと思う、

それを実行すると、いろいろ言われるけど、
言った人は責任を取らない、ヒーローが保障します、
日本のあちらこちらで、そう言う指導者が増えてきたら
個性いっぱいの選手達が生まれ、世界で活躍出来るようになると思う！

楽しみだね、だけどヒーローも負けないよ！頑張るぞ～
オイオイ！君、２０年前のテニスをまだしてるのって大声でいいなさい。