教え子の父母から、お願いされて、
伊良波中学の男子を、始めて教えた、　

テニスのレッスンはエンターテイメントであり
コーチはエンターティナーだと思う、
いかに早く、観客の心を掴んで、伝えきれるか？
ショータイムの始まりなのだ、
コートの外では、ちょっと変わったオッサンだが、
コートの中では、自分がスターだから、
『俺は、君達にこんな事を伝えたくて、こんな事は許さない』
って言う、考え方の基盤に基づいてショーを繰り広げる、

AKBも、嵐やスマップも、美川憲一も、きゃりーぱみゅぱみゅも
浅田真央も、石川遼も、マリナーズのイチローや楽天のマー君も、
みんな与えられたステージでパフォーマンスを発揮する、
だから、ライバルだと思うし、自分のステージでは負けない、

今回のテーマは、『一生懸命にテニス』
コートに入っていくと、『おはようございます、宜しくお願いします』
声がちっちゃい、元気が無い、やる気が感じられない、
不思議な物を見るように取り囲まれてる中で、誰かがテレビの話をしてる
『こりゃ～、テニスしに来て、番組がなんだと？コッチ来い！』
逃げようとするのを、耳を掴んで絶対に逃がさない、ビンタだ！バシ、

このコーチは、テニス以外の事を考えてるだけで怒る、
それに、逃げれば逃げるほど酷い目に合うと言う事を最初で教える、

それから、自己紹介と、今日の練習内容の説明に入る、
テニスコート２面で、参加者３２名、時間は３時間って事は、
８人を教える要領で、４人１チームだと、８チーム、これで組み立てる

どれぐらいのコントロールと、どれぐらいのパワーと体力を持ってるか？
面白さと厳しさと、一生懸命やる喜びと、一生懸命にしないと酷い目にあう
と言う習慣を教えた、

その後、試合させたら、チンタラしたので坂道ランニング、
５周の予定が、皆の為に声を掛ける習慣がないので、１周追加、
まだまだ後ろの人の声が出てないので１周追加、してるうちに１０周走った、
父母達も、部活みたいだね、こんな光景見た事無い、って

少しは、一生懸命にする事が、心地よく感じられるようになったかな？
明日も頼まれているので、地獄の続きを楽しみにしてます。