昨日の格言に、こう言う事が書かれていた
『オーケストラを指揮する物は、観衆に背を向けなければならない』
確かに、その通りだと思った
自分の率いるオーケストラが、一人一人の才能を引き出しつつ
調和の取れ、構成された、一つの音の渦になり、観衆を感動させる
観衆を見て、『うけるかな？』なんて、耳を傾け考えてたら
素晴らしい指揮はとれない

だけど、超一流の指揮者は、それだけじゃないと思う
観衆の考える3年・5年･10年先を考え、構成してるんだろうな～
だから、新鮮だし、鳥肌が立つような感動を与える
超一流の指揮者は、目でオーケストラを見て、心の目で、観衆を見てる
そう言う気がする

ただ、観衆は、3年先に関しては、新鮮で感動するけど
5年先は、斬新に感じ、10年先は理解出来ない

これは、テニスやファッション、芸術、仕事などでも同じだと思う
テニスを教える時に、ちょっと目新しい事を教えると、感動するけど
斬新な教え方をすると、『この理論は、まだ、聞いた事ありません！』
って、遠い所から聞こえてくる、だから、自分のスクール用です
テニス界の5年先、10年先を想像して
何が必要か、どう言う形になってるか？
又は、そう考えて、実行してる人が居るか見つけ、取り入れる

そうすると、今の常識は、未来では遅れてる
だから、常識に捕らわれる人は、皆が認めてから初めて受け入れる
未来を見つめる人は10年先を行き、トップレベルの人は今を行き
普通の人は5年後に理解し、常識に捕らわれる人は10年後に取り入れる
『今の常識は、未来の非常識』なんだよね！
だけど、観衆を忘れると、空論になるから、小出しにしないとね～