テニスを３５年間教え育てて居ると
見えてくる事がいっぱいある
５歳で教えた子が　
今　４０歳になり子供を預けに来る
当時２５歳の時教えた人は６０歳になり
定年退職し　孫を教えに連れて来る
４０歳の教え子は　７５歳になり
今でも健康にプレイしてる
ようやく　人生が一つのラインで繋がって来た

其々の人生を振り返った時に
共通してる事は
小さい頃怠け者だった子は
大人になっても怠け者が多い
ただ、その途中で気づいて頑張った人は
それを克服した大人になっている
ここに大きな落とし穴がある
『子供の頃　怠け者だった自分を忘れてる』
自分が努力して勝ちえたのに　子供には
『何でこれぐらいも出来ないんだ』
って　上から目線になっている
教育や育て方で　一番大事なのは
国語や算数が解る事　出来る事ではなく
楽しく頑張る努力だと思う
頑張る力を育てる為には
親の努力が　最大の効果を生む
どんな事でも　上手下手関係なく
頑張てる　工夫してる　喜んでる所を　
親自体が楽しんで見つけ
その　小さな頑張りを評価してあげる
これを繰り返してるうちに
３分しか努力出来なかったのが
大人になる頃には８～１０時間続くようになる
将来就職して　定年まで働いた時
生涯獲得賃金が３時間努力した人と
１０時間努力した人の格差が
１０倍の開きになってくる
この子の将来は　親の努力で決まるのだ

優しい思いやりや　愛情を育てるのも一緒だね
小さな思いやりや愛情を見つけ
『あなたは　なんて優しい子なんでしょう～
　ありがとうね～』って　言えるかだね

鏡の法則から行くと　
親が変れば　子供も変る
逆に言えば　今の子供の姿は
自分の子供の時の姿
自分の親のして来たことを　今　自分もしてる
子供の才能を摘む　親や指導者にだけは　
なりたくないですね
『楽しく頑張る力　愛情豊な子を育てましょう』