中学校を教えるようになって３ヶ月
ようやく、皆の名前と個性を憶えてきて
叱るべき時、誉めるべき時が解って来た！

最初のウォーミングアップの時
気を抜く奴、勿論許さない
カモーンって呼んで、足をバシッっと叩く
父兄が見てるけど、お構いなし

だって、これは刺激であって、体罰ではないと思う
本人が、意識して一生懸命に努力を憶える為の刺激なのだ

中学生ぐらいになると、自己顕示欲が強くなるから
『俺って、見られてるのかな？』って試したくなる
だから、悪い所を見てくれ、怒られると、嬉しそうにするのが面白い

逆に、怒った真似をしないと
『俺を、ちゃんと見てないんだ！』って
真剣に怒るまで、オチョクリ続ける


特に男子は、中二ぐらいが一番難しい
目標や夢を持ってる子は、全然大丈夫なのだが
自分自身が、どの方向に向ってるか解らない不安
何が出来るか？何になりたいのか？
丁度、子供から、人間に変っていく時期なのだ

女子は、小６から、中１ぐらいに変化がある
女性として変って行くだけでなく
見方や、物の考え方に、周りとの協調を意識する
その中で、方向性を見出すから、
この時期の環境って、最も大事だと思う

コートで出来る環境づくりは、コーチにも出来るが
学校や家庭での時間の方が長いから、
父母は、よく話し合い、大切にして欲しい

テニスでも
達成感を感じさせる為の練習
ライバル意識を刺激して、意欲を持たせる練習
自分やチームを誇りに思える練習
自分の競技実力を高める練習
身体を発達、向上させる為の練習

などなど、工夫して教えています
日々の一歩が、自信となり、歩んだ後に結果が残り
未来の方向性を決めて行く

其々の子が、夢や目標を持てる人間に成長させたいな～
ヒーローも皆に刺激を与えつつ頑張りますよ～♪