近頃、学校の顧問や指導者からの相談が増えている
ま～普通の雇われコーチだと、そんなに入れ込む事も無いから
難しい人が居ても、どうぞ、辞めてもらっても構いませんよ
って態度がとれるけど、

自営のコーチ達は、自分が育てたと、自負してるから
他のスクールに通うとか？習うとか？って人が居ると
自分の教えてる事を、否定してるみたいで、落ち込む事がままある
特に、ママさんや、ジュニア達は、強くなり次第、他から声を掛けられる
ま～、これが、ステイタスみたいなもんで嬉しくなる
トレセンとか、強化コースとか、女子連とか、Ａや上級クラスとか？
果たして、その人達は、そこで強くなったかは分からないけど
よい練習相手になる人や、勝てるパートナーを探してるから
声が掛かると嬉しくなるよね～♪
最初は、掛け持ちしてるけど、やっぱり強い人の仲間に入りたいから
後は、止めていく、それでも、優勝したりしたら嬉しいけど
伸び悩んでいると、俺の所で、頑張っていれば、強くなってたのに！
なんて、ついつい思うんだよね～

何か、虚しい様な、悲しい様な、寂しい様な、虚脱感を味わう

だけど、ほんとかな？、自分の所に居たら、それ以上になってたか？
又は、優勝できてたか？後で言っても始まらない

この人は、自分を卒業する時期だったのだと思うようにしてる
それを、その人が決断したわけだから、勇気も必要だったと思う
中途半端に気を使って、居る方が可哀想

生徒としては、
『此処まで、成長させてもらってありがとう
　次のステップ、頑張って強くなって恩返しします』って気持ち
コーチとしては
『自分を卒業おめでとう、外の世界でも頑張れ』って送り出す

悔しいかな？人間が出来てないから？？心の中では

『残念だったね～、もっといろんな事教えてあげようと思ったのに
　あんな想い出も、こんな想い出も、出来なくなって惜しいね～
　その代り、今居る教え子達を、もっと強くして、想い出も
　いっぱい作ってあげるね～、勿体無いね～』

なんて、空威張りしてたら、意外とすっきりして
相手の決断を認められるようになって来たかな？

そう思う事で、自分が幸せで居れるし、落ち込まないし
年々良くなっていくし、努力する
そして、一番は、今教えてる人達を大事に、専念出来るって事かな

自分達が、当たり前に使ってるラケットやグッズ
それらの流通を考えると、テニス技術の流通も解ってくる

最初に、メーカーの開発担当者が、こんなのあったらいいなって考える
または、ユーザーから、こんなの出来たらいいな～って、声を拾う
又は、こんな素材が出来たから、何かに使えないかと考える
クレーム処理してたら、新しい発想が生まれた
違う分野と、コラボして生まれたり、ピンと閃いたなどなど

テニスを教えていても、
コーチが、力学的に見て、こんな技術があったらいいなとか
ジュニア達から、こんな事出来ないかな？って言われて、考えたり
新素材・新設計のラケットを活かせたプレーを考えたり
『コーチ打てない』って言葉から、新しい練習が生まれたり
フィギアスケートのジャンプやスピンから、内転を取り入れたり
サッカーのフェイント、バレーのサインプレー、卓球の組み立て
音楽から、流れやリズムを取り入れたり、ダンスの動きを取り入れるなど
違う分野と、どうコラボしていくかを考えた時、よい練習が生まれる

出来上がった商品は、プロに試打してもらったりして
広告や、展示会をして、売れる商品か？プレーヤーが求めてる商品か見極める

考えた練習は、効果があるのか？楽しいか？
実際に勝てるか？どのレベルに合うか？どうしたらもっと良くなるか？
練習や試合で何度も試して、プラスするかマイナスするかを見極める

メーカーは、ＴＶやネット、新聞やテニスの専門誌にて広告するけど
テニスのコーチは、講習会やブログなどが広告の場かな？

商品は、小売店から消費者に渡り、お金となるけど
技術は、中々お金になりにくい

例えば、こう言う凄く効果のある練習があるよ！っとか？
こういう事したら面白いよっとか
こんな商品作ってみたけど？っとか？
そう言うのを、其々の価値で、買い取る所が出来たら面白いね
日本は、技術者が多い国だから、凄い市場になると思う
大手に叩かれて、安請け合いするより
アイデアと工夫で、お金になる時代が、もう直ぐ来ると思います
それまで、知識の貯金、頑張ろう～♪