２００１年８月２８日に、教え子達を引き連れてニューヨークの
US　open　tennis観戦の旅に行きました、

空港からホテルまで、タクシーだと３台必要で心配だったので
リムジンに１５名も押し込んで、荷物はトラックで運んでもらい
タクシー２台分の運賃で済みました、

観戦ツアーと言っても、現地に行って、当日チケットを購入して
見るから、行ってみないと分からない、
ま～、だけど、どうにかなるもんですね、楽しく観戦できました、

特に良かったのが、試合よりも練習風景、
大会当日にどんな事をしてるのか、勉強になりました、
教え子達は、試合に夢中で、プログラムを見ながら、
あのコート、このコートと走り回ってるけど、

ヒーローは、ジュニアの試合や、シニアの試合を見ました、
バーラミの試合は凄く盛り上がり、自分の目指すプレーも
これだな！なんて思いました

準決勝を掛けた試合で、グスタボ・クエルテンと
エフゲニー・カフェルニコフが対戦しました、
クエルテンはこの年の全仏オープンを制し、US　open優勝を？
って感じだったけど、調子は今一つでしたね、

試合が進んで、勝負の分かれ目って所で、
最上段で、ヒーローの見てる直ぐ先で、
いきなり、大声でアメリカ国歌を歌い始めた、
それも、警備の人が来たが、国歌が終わるまで歌わせて
雰囲気は、シラーってなりました、
なんで、ロシアとブラジルの試合なのに？？あめりか国歌を？

なんか？凄い違和感を感じて、教え子達に言いました、
『これはアメリカは危ないかも知れない、傲慢な報いが来るかも』
って話して、試合を見る気も失い、ニューヨーク観光に出かけ、
ブロードウェイでミュージカルを見たり、教会でゴスペル聴いたり
セントラルパークを散歩したり、自由の女神を見に行ったり、
メトロポリタン美術館や自然史美術館を見学したり、
ハーレムで南部料理を食べに行ったり、エンパイヤステートビルに
昇ったり、ツインタワー当たりもよく、歩きました、

９月１０日に沖縄に出発、その頃、ヒーローの妹は沖縄から
ラスベガスに向かって出発、台風の隙間をぬって着陸、
家に帰り、ブログを更新しながらテレビをみてると、
ジェット機が、ツインタワーに突っ込んで行くではないか？
夢のような、映画のような、リアルじゃ無いみたいな、
しばらく理解出来ませんでした、

その後、ニューヨークの市民が、観光客が、無事でいてくれるのを
願って見ていました、もしかしたら自分達もと思うと、ゾッとします、

妹は、ラスベガスに行けず、カナダに着陸、４日ほど足どめされ、
日本にとんぼ帰りでした。

あれから１１年も経つんですね、早いね～、