昔、職域テニス大会決勝で、航空自衛隊と当たった、
我がロイヤルチームは、シングルで１勝、
所がヒーローの出たダブルス１は、１－７で負けてて、
０－４０のマッチポイント、防戦一方の後方陣、

ふっと、隣のコートを見たら、ダブルス２が練習を始めた、
凄い緊張してて、空振りしてる、

これは、自分達が落としたら負けだ！って思った、

マッチポイントのラリーが続き、パートナーがロブを上げた、
浅い、決められると思った瞬間、体が自然と前に走った、
スマッシュする人も、何事だ？って思ってるみたいだけど、
すぐに自分を標的にして、叩きつけた、
所が、不思議とボールがスローモーションに見えてボレーで決めた、
１５－４０となった、

その時、後方陣に戻らないで、雁行陣になった、
次のボールはポーチしようと決めてたからね～
パートナーは、素晴らしいサーブを打ち前につめて来た、
ヒーローは甘い球をポーチする為に追いかけて、
打った瞬間、後ろからパートナーの飛び膝蹴りが飛んできて
太ももに直撃！激痛が走って倒れた、
ボールは決まったみたいで、３０－４０になった、

ようやく立ち上がり、ビッコをひいたまま、サイドへ、
この時、思った、相手は、絶対に動けないと思ってる、
逆にここでポーチしたら、面白いって考え、サーブが入った瞬間、
相手の前衛目掛けて、ポーチした、決まった、

これから、逆転のシナリオが感性、残り１ゲームも取らさず
勝利しました、

隣でやってたダブルス２も、０－６で打ち切り！
職域団体戦初優勝の瞬間でした、今思い出しても、気持ちいい！