2012年05月14日
『母の日は、寂しい思いが沸いてくる』
ヒーローが母のお腹で育って3ヶ月後、
兄が2歳を待たずに亡くなる、
そして、出産間近の9ヶ月になった時、父が病で亡くなる、
そんな悲しみの中、ヒーローは生まれてきた、
だけど、生まれてきた時には、すでに父も兄の記憶も無く
祖母と母と叔母さんと自分の、4人の生活が始まり
自分的には、不幸せだとも、悲しいとも思わなかった、
大きくなるにつれ、母は、戦争で学校にも行けなかった事への
劣等感から、ヒーローだけは大学に行かそうと思ってた、
自分の力では無理と思い、一大決心をして、再婚をした、
ここで、始めて父って言う存在が出てきたけど、馴染めなかった、
新しい家には、姉が2人、兄が1人、妹が2人居た、
母は、炊事、洗濯、父の代わりの仕事まで、朝から晩まで働いた、
朝の眠気を吹き飛ばす為に、冬でも冷たいシャワーに入り働いた、
新しい父は酒飲みで、母と話してたら
『お前は、自分の子供ばっかり可愛がって』と追いかけて来て殴る、
ヒーローも何度も、お灸を饐えられた、
大学に行く頃には、母の無理がたたって病気になった、
病院に行く毎に、新しい病気が出てきて、入院生活
『あんたは、好きな事を何でしなさい、病気したら何も出来ない』
なんて言いながら、ベットの上で出来るストレッチを考えたり
頭がずれない枕を考案したり、常にポジティブだった、
63歳で、命がつきました、だけど、こんだけ頑張ったんだから
もう、ゆっくり休んでいいよ~って思いました、
母の後を追うように、父も亡くなったけど、今は感謝です、
親は違うけど、姉や兄や妹、また母との間に妹が2人、
皆、仲良しです。
母から貰った、沢山の思い、愛情、ありがとう、
今度は、ヒーローから皆に、沢山の思いや愛情
あげられるように、がんばります。
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